時候の挨拶辞典~11月~

皆さまこんにちは!テラスの田中です。

秋が一瞬で通り過ぎ、心の準備もないまま
冬になってしまったような気分ですが、皆様はどうですか?
急激な気温の変化のみならず、コロナでいつもの生活が送れず
いつか、と、のばしのばし過ぎてゆく気分のせいも
この騒がしい心模様につながっているかもしれません。

あと2ヶ月とはいえ、暦が早まったわけではないので
しっかり気持ちの中で秋に別れを告げ
冬の到来を迎えるために、時候の挨拶をつづりませんか?

時候の挨拶:11月

晩秋(ばんしゅう)の候/10月中旬~11月上旬:

秋の終わりの季節という意味です。
二十四節気にあたる秋は11月上旬までのため、これを使います。
例文:晩秋の候、 〇〇様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。


立冬(りっとう)の候/11月中旬:

二十四節気「立冬」の11/7-11/21頃に使います。
晩秋がすぎ、寒さが冬の様相になる頃という意味です。
例文:立冬の候、 〇〇様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。


向寒(こうかん)の候/11月上旬~12月上旬:

寒い季節に向かっている時期につかいます。
完全な冬の前の寒い時期にぴったりです。
例文:向寒の候、 〇〇様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。


深秋(しんしゅう)の候/11月全般:

秋が深まり、冬の訪れを感じられる頃という意味です。
例文:深秋の候、 皆様にはお健やかにお過ごしのことと存じます。


深呼吸するのが、季節を感じるのにうってつけだなと思います。
春なら、気持ちがほぐれていくような暖かさに触れるため
夏なら、日陰で一旦立ち止まり、日差しからパワーを感じるため
秋なら、色も香りも豊かな自然を体いっぱい吸い込むため
そして冬なら、入ってくる冷たい空気と出ていく温かい息に生きてるなあと実感するため笑

皆様も、素敵な11月をお過ごしください。