サンセリフ体⑩Kabel

皆さまこんにちは!テラスの田中です。

いよいよ本日が、サンセリフ体フォントの
ラストとなるKabelのご紹介です!
こちらも「ジオメトリック・サンセリフ」チームですね。

Kabel

ドイツ人ルドルフ・コッホ作のフォントです。
近代的な知性と、相対するポップで親しみやすい温度の
両方を感じられる絶妙なデザインですね。

一番初めにご紹介したFranklinGothicが
荒削りと言われるのも、こう比べてみるとわかります。

使用例

近代的で遊び心があるというところで
ゲームやメディア媒体と相性が良さそうですね。



さて!
ざっと10個のフォントをご紹介してきました。
形の違いしか見えてなかったところから
歴史や制作背景を知ることで
その違いの全てが意図されて成り立っているのがよく分かりますね。

フォントは街中に溢れています。
無意識のうちにその意図に乗っかって影響を受けていることも
少し俯瞰して気づくことは大事だなって思います。

次回からは新しい書体となる、セリフ(ローマン)体の
ご紹介に突入していきます♩