ペーパーレス化の時代の名刺とは?

皆さまこんにちは!テラスの田中です。

突然ですが、皆様にとって名刺を配る理由とはなんですか?

「そりゃ相手に連絡先を渡すためだろう」
「名刺交換のマナーに倣っているだけだ」

そういうもの、として存在している名刺ですが
オンライン時代が急速に進んだ今年は特に
対面してやりとりする機会自体が減ってきています。

さらに、情報はSNSやHPに集約されている中で
紙媒体を相変わらず持ち歩く手法は
もしかすると時代遅れなのかもしれません。

一方で、オンラインでのやり取りを経て
改めて「実際に人と会う」ことへの価値を
再認識する機会もたくさんあったことと思います。

どこまでオンラインが進んでも、合理化が謳われても
それを使う人間に五感や心がある限り
「なんかいいな」という指針が行動を決めることは
決してなくならないのではないかな、と思います。

今後、モノを介して思いを伝える機会は
より一層、記憶に残る体験になるはずです。

LINEやメールが普及すればするほどに
手紙やはがきの価値が高まっていったように
世間が合理的に進めば進むほどに
名刺を渡す行為が相手に与える印象は高まるでしょう。

面倒くさいだけの名刺交換が終わる代わりに
より相手とのご縁を繋げる名刺交換となるよう
デザインにも紙にも色にもあなたを込めていることが
伝わるのはとても大切なことだと感じます。

時代に乗り遅れるのではなく、
時代に埋もれてしまうのでもなく、
時代とうまく化学反応を起こすような方法を
名刺交換という日常からも考えていきたいですね。