時候の挨拶辞典~11月~

皆さまこんにちは!テラスの田中です。

テラスでは年賀状受付もスタートし、
まるで今年を一気に終わらせてしまうかのような
怒涛の年末感が襲ってくる時期ですが
そんな世間に焦らないで、ゆっくりしっかりと
11月を味わっておくべきだと思います。

そんな気分にさせてくれる、
風情豊かな11月の時候の挨拶を4つご紹介します!

時候の挨拶:11月

晩秋(ばんしゅう)の候/10月中旬~11月上旬

秋の終わりの季節という意味です。
二十四節気にあたる秋は11月上旬までのため、これを使います。

例文:晩秋の候、 〇〇様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。


立冬(りっとう)の候/11月中旬

二十四節気「立冬」の11/7-11/21頃に使います。
晩秋がすぎ、寒さが冬の様相になる頃という意味です。

例文:立冬の候、 〇〇様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。


向寒(こうかん)の候/11月上旬~12月上旬

寒い季節に向かっている時期につかいます。
完全な冬の前の寒い時期にぴったりです。

例文:向寒の候、 〇〇様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。


深秋(しんしゅう)の候/11月全般

秋が深まり、冬の訪れを感じられる頃という意味です。

例文:深秋の候、 皆様にはお健やかにお過ごしのことと存じます。



夜の始まりがだんだんと早くなり、騒がしい気持ちが
グッと落ち着くシンプルな季節は
寂しくもありますが、静かでとても美しいと感じます。
行事の多い華やかな12月がやってくる前のこの時期に
先に気持ちだけでも今年の決算をすませてしまって
軽やかな年末に繋げられたらいいなと思っています。

皆様も、素敵な11月をお過ごしください。