フォントのはなし⑨ゴシック体
皆さまこんにちは!テラスの田中です。
本日からゴシック体について
深く広く調べていきたいと思います♩
馴染み深いゴシック体ですがどんな成り立ちなのでしょうか?
歴史
明朝体が中国由来の書体であるのに対し
ゴシック体はドイツにルーツがある書体です。
やはり活版印刷が普及し多くの欧文書体が生まれた時期
サンセリフ(ローマン)体の流れを汲んで
日本に輸入されたものが「ゴシック体」群となります。
特徴
サンセリフ(ローマン)体同様、縦横の太さが均一で
明朝体にみられる「うろこ」のようなものがないのが特徴です。
そのため流れるように読ませる本文には明朝体が、
遠くからでも目に飛び込んでくる「見せる」看板やタイトルには
ゴシック体が適していると言われます。
このように、明朝体とゴシック体は生まれも強みも
全く違うフォントだということがわかりました!
そんなゴシック体の中でも、それぞれ個性を比べると
さらに深く面白い世界が広がるんじゃないかと思います♩
次回からは例によってひとつずつご紹介していきますね!