筆書体①篆書体

皆さまこんにちは!テラスの田中です。

本日ご紹介するのは篆書体。
「てんしょたい」と読みますが、聞き慣れない方も
多くいらっしゃるかともいます。

それもそのはずで、日常的に使うことが
ほとんどないかと思います。

筆書体①篆書体

中国が秦の時代に公式書体として生まれましたが
現代日本では主に印鑑や書道といった
公的な場所で見かける書体です。

例えばパスポートに「日本国旅券」の文字や
昔、歴史の授業で習った「漢委奴国王印」など
正式な文書であればあるほど使われています。

わざと読みづらく入り組んだ書かれ方をすることで
偽造されないという長所があります。
元は象形文字なのだそうです。

いまお使いの印鑑が急に荘厳な雰囲気に
感じられませんか?ロマンの詰まった書体ですね。

次回は、②印相体のご紹介です!